長ねぎの基本情報


長ねぎは紀元前から中国で栽培されていたとされ、日本には奈良時代に渡来してきたといわれています。

関東では白い部分が多い「白ねぎ」が、関西では緑の葉の部分が多い「葉ねぎ」の流通が多くなっています。関西では、香りが良くうどんやお好み焼きの薬味として相性の良い「葉ねぎ」が親しまれてきました。一方、「白ねぎ」は加熱調理することで甘味が増す特徴があり、長ねぎは地域による食文化の違いよって品種の需要が別れてきた野菜の一つです。

分類 淡色野菜(白い部分)、緑黄色野菜(緑の部分)
カロリー 34kcal(100g)
原産地 中国
旬の時期 12月~2月
主な栄養素 β-カロテン、ビタミンC、カルシウム、アリシン、食物繊維

> ビタミンの種類と働きについてはこちら

長ねぎの栄養と効果

長ねぎにはねぎ類特有の辛み成分であるアリシンが含まれています。
昔の人々はその強い殺菌作用から、長ねぎを薬草として扱っていたほどです。

アリシンはビタミンB1の吸収を高め、新陳代謝を活発にする効果があります。また、コレステロールの代謝を促す効果があり、血液をサラサラにしてくれます。そのため、高血圧、糖尿病、脳血栓などを予防する効果があるといわれています。

長ねぎの葉の緑の部分は緑黄色野菜にあたり、β-カロテンを豊富に含みます。一方、白い部分にはビタミンCが多く、あわせて食べることでβ-カロテンとビタミンCが体内で共同して免疫力を高めます。継続的に摂取することで風邪を引きにくい丈夫な体を作るといわれています。

おいしい長ねぎの選び方

  • 葉の緑の部分と白い部分の境目がハッキリしているもの。
  • 白い部分の巻きがしっかりと締まっているもの。
  • 白い部分の端の切り口がキレイでみずみずしいもの。

長ねぎの保存方法

新聞紙に包み、冷暗所に保存。
カットした場合は乾燥しないようにポリ袋に入れて冷蔵庫で保存。
冷凍する場合は小口切りにしてからラップで包み保存。薬味として人気の長ねぎは、小分けして冷凍しておくと便利です。

長ねぎのおいしい食べ方

アリシンは、水にさらしたり長時間加熱するとその効果を失ってしまうため、効率よく摂取したい場合はさっと火を通す程度にしましょう。
煮物など加熱調理する場合は甘さが際立つ白ネギを、薬味などには香りを楽しめる葉ねぎを使用することをおすすめします。

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子どもが食べたくなる一工夫

長ねぎを食べたがらない子どもは、長ねぎ特有の辛味を苦手とする子が多いようです。

そこで・・・・

野菜コーディネーター、渡辺の一工夫
「トロットロに煮込んで甘味を引き出そう!!」
みなさんもご存知のとおり、辛味がウソのようになくなり甘くトロッとした食感に変わります。鍋やすき焼きなどで煮込んだ長ねぎは格別です。口の中でトロッと消えてなくなるため、生野菜特有の口に残る感じもなくGOOD!