ブロッコリーの栄養価と選び方・子どもが食べたくなる一工夫
ブロッコリーの基本情報
地中海沿岸が原産のブロッコリーは、キャベツを品種改良して誕生しました。
日本には明治時代に渡来し、一般的に普及し始めたのは80年代ごろといわれています。昔から日本の食文化に根付いていた印象をお持ちの方も多いかと思いますが、普及し始めたのはわりと最近です。
分類 | 緑黄色野菜 |
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カロリー | 33kcal(100g) |
原産地 | 地中海沿岸 |
旬の時期 | 11月~3月 |
主な栄養素 | β-カロテン、ビタミンC、ビタミンB群、ビタミンE、ビタミンK、カリウム、葉酸 |
ブロッコリーの栄養と効果
少量ではありますが、ブロッコリーにはスルフォラファンが含まれています。
聞きなれない方も多いかと思いますが、このスルフォラファンが凄いんです。最近の研究では、スルフォラファンの働きにより体内の発がん性物質を排泄する効果があり、胃がんの原因となるピロリ菌の殺菌・抗菌にも効果があるといわれています。
また、β-カロテンやビタミンCを豊富に含み、美肌効果も高いため女性に嬉しい作用があることでも知られています。その他にも生活習慣病などに効果のある栄養素が含まれているため、日常的に食べることをおすすめしたい栄養満点の野菜です。
おいしいブロッコリーの選び方
- つぼみが固く締まっていて、中央が盛り上がっているもの。
- 茎が太く、切り口がみずみずしいもの。
- 茎に空洞がないもの。
ブロッコリーの保存方法
見た目はがっしりしていますが、あまり日持ちしないため早めに食べきりましょう。
購入後はポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
それ以上保存したい場合は房ごとに小分けにして固ゆでし、冷凍保存するとよいでしょうか。
ブロッコリーのおいしい食べ方
ブロッコリーの茎の厚い皮をむいてからゆでると、花の部分と同じようにおいしく食べられます。
また、ビタミンが水に溶けて流出してしまうのを低減するため、「蒸しゆで」もおすすめです。フライパンにブロッコリーが半分つかる程度の水と塩を少々入れ、蓋をしてから強火でゆでるだけ!
子どもが食べたくなる一工夫
ブロッコリーを食べたがらない子どもは、ブロッコリー特有の苦みとボソボソとした食感を苦手とする子が多いようです。
そこで・・・・
野菜コーディネーター、渡辺の一工夫
「天ぷらにして食べてみよう!!」
天ぷらとして揚げることでボソボソとした食感が改善され、甘味も引き立ちます。お好みで塩や天つゆにつけて食べることで、苦みも抑えられて箸が進みます。どうしても食べられない子はブロッコリーポタージュから試してみてください!
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