新じゃがいもとじゃがいもの違いとは?知って得する野菜の豆知識

新しい出会いや暖かくなる気候が自然と気持ちを高ぶらせる春。
新じゃがいもが市場に出回ると春の訪れを感じ始めるのは私だけでしょうか。

ところでみなさん、新じゃがいもとじゃがいもの違いをご存知でしょうか。新じゃがいもが市場に出回ると、何となく手に取ってみたくなりますが、その違いを知っているかと聞かれるとうまく説明できない方も多いのではないでしょうか。調理方法はそれぞれ向き不向きがあるため、違いが分かると料理が一段と楽しくなること間違いなしです!ということで、本日は新じゃがいもとじゃがいもの違いをご紹介していきます!

新じゃがいもとじゃがいもの違い

新じゃがいもとじゃがいもの違いは、主に収穫するタイミングの違いとなります。それぞれ相性の良い料理も異なってくるため、その違いを知っていると料理の幅も広がります!

新じゃがいも
完熟前の葉と茎が青い段階で収穫されたものが新じゃがいもです。
皮がとても薄く、水分を多く含んでいるため軟らかいです。調理をする際は早く煮えて香りが高い特徴があります。
地域によって収穫時期は異なります。一般的には冬に植え付けて春先の3月~初夏の6月を目途に収穫されます。北海道では春に植え付けて秋に収穫されたりもしますので、収穫時期だけでは新じゃがいもかどうか判断することは難しいとされています。鹿児島から北海道まで、収穫地域が南から北に上がっていくにつれて収穫時期が春先から秋口へとずれていきます。市場には春先に多く出回るものの、秋にかけても購入することができます。
じゃがいも
通常のじゃがいもは完熟してから収穫されます。
新じゃがいもよりも硬く、デンプンが多く含まれています。ホクホクした食感が特徴的です。
新じゃがいもと同じく収穫時期は地域によって異なります。冬の間は貯蔵されながら必要量が市場に出回り、一年を通して日本の食卓に欠かすことのできない野菜の一つです。

新じゃがいものおいしい食べ方

皮が薄いため、皮ごと食べてもおいしくいただけるじゃがバターがおすすめです。また、新じゃがいもは小ぶりのものが多いため、皮ごと素揚げしたり、ベーコンと一緒に炒めたものをサラダに添えてもおいしくいただけます。野菜は皮の近くに栄養が豊富に含めれているものが多いため、皮ごと食べて栄養も満点!

じゃがいものおいしい食べ方

通常のじゃがいもは硬く煮崩れしにくいため、煮物や炒め物などの調理法がおすすめです。また、水分量が新じゃがいもと比較し少ないため、マッシュポテトなどにも向いています。

栄養価の違い

じゃがいもの主成分はエネルギー源となるデンプンです。国によっては主食として食べらるほど栄養価の高い野菜です。特に新じゃがいもはビタミンCが豊富に含まれており、レモンに匹敵するほどといわれています。ビタミンCは加熱調理するとその栄養価が失われてしまいがちですが、じゃがいもはデンプンに守られているため加熱調理してもビタミンCが失われにくい特徴があります。

保存方法

新じゃがいもは水分を多く含んでいるため、通常のじゃがいもより日持ちしません。じゃがいもは光に弱いため、新聞紙で包んだり紙袋に入れたりして日が当たらない風通しの良い場所で保存しましょう。冷凍保存は食感が変わってしまう向いていません。

まとめ

煮物、炒め物、揚げ物、サラダなど、合わない調理法がないのでは?と感じてしまうほど日本の食卓に深く根付いたじゃがいも。
私の娘はポテトフライがとーーーっても、大好きです(´ー`)
揚げているためヘルシーではありませんが、子どもがここまで好きになれる野菜ってすごく珍しいのではと感じています。田毎屋の野菜セットにはじゃがいもが多くのシーズンで入っていますので、良かったら田毎屋の野菜セットをご賞味ください。