春キャベツとキャベツの違いとは?知って得する野菜の豆知識

甘くておいしい春キャベツの季節が間もなくやってきます。春キャベツが市場に出てくると春の訪れを感じられ、自然と心も弾みます。
通常のキャベツと春キャベツとでは味や食感が異なるため、レシピによってしっかりと使い分けることにより料理の質が高まること間違いなしです!同じキャベツでもハッキリと違いが存在するため、その差を知っていると野菜選びがきっと楽しくなるのではないでしょうか。本日は春キャベツとキャベツの違い、キャベツの栄養や効果などの豆知識をご紹介していきます!

春キャベツとキャベツの違い

春に収穫するから春キャベツというだけでなく、そもそも通常のキャベツと春キャベツとでは品種が違うんです。収穫時期が異なれば気候も異なるため味に影響がでるのは当然ですが、品種まで違うとなると本格的にその差がハッキリしてくると思いませんか?そんなこんなで、その違いについて早速掘り下げてご説明していきます。

春キャベツ
春玉といわれる品種で葉が薄くて軟らかいため、ふんわりと巻きがゆるい特徴があります。そして何より、水分を多く含み、甘みのある味わいが魅力的なキャベツです。
地域差はあるものの、旬の時期は3月~5月にかけてが一般的となります。

キャベツ
寒玉と呼ばれる品種で一般的なキャベツといえばこの品種です。
こちらも地域差があるものの、旬の時期は11月~2月にかけてが一般的で冬キャベツとも呼ばれます。葉が厚くて硬く、ギッシリと詰まっているため重量感があります。

春キャベツのおいしい食べ方

そのまま食べてもキャベツ本来のうま味や甘みを感じられるだけでなく、水分を多く含んでみずみすしいため、サラダや浅漬けなどに向いています。みずみずしくシャキシャキとした食感に甘~い味わいの春キャベツは絶品です!春キャベツは水分量が多いため、煮物などで使用するとベチャっとしてしまうので煮込み系の料理には向いていません。

キャベツのおいしい食べ方

葉が厚くしっかりとしているため、加熱調理しても煮崩れしにくいので煮物などに向いています。寒い時期に流通することもあり、体を芯から温めてくれるロールキャベツもおすすめです。

キャベツの栄養と効果

キャベツにはビタミンCが豊富に含まれているため、抗酸化作用に期待がもてます。ビタミンCは熱に弱いため、効率よく摂取したい方はサラダや漬物として食べることをおすすめします。また、別名キャベジンという名前で認知度の高いビタミンUやビタミンKも多く含んでいます。ビタミンUは胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防に効果があり、ビタミンKは止血作用に効果があるとされています。

保存方法

芯の部分をくり抜き、水を浸したキッチンペーパーを詰めてからビニール袋に入れて冷蔵庫で保存すると日持ちします。使用する際は必要量の葉を剝がしながら使うと傷みにくいです。カットした場合は断面をラップでくるんで保存します。

まとめ

私の娘はまだ小さいのでキャベツが入ったサラダなどは嚙み切れないみたいで自ら進んで食べようとはしません。ただ、春キャベツに関しては葉が薄くて軟らかく、なおかつ甘みもあるため残さずしっかりと食べてくれます。もし、キャベツを苦手とするお子様がいらっしゃようであれば、ぜひ春キャベツをこの機会に食べさせてみてください!春キャベツをきっかけにキャベツの好き嫌いがなくなるかもしれません。

田毎屋の野菜セットにも春キャベツが間もなく入るようになりますので、よかったらご賞味ください。