脳梗塞は食生活の改善で予防できる!?知っておきたい3つのポイント

みなさんの身の回りに脳梗塞を発症してしまった方はいますか?

脳梗塞は命を落とす危険性もありますが、後遺症を発症して介護が必要となってしまう可能性が高い怖い病気です。運動障害、失語障害、言語障害、記憶障害、片麻痺・半身麻痺など、数多くの後遺症があるといわれています。

そんな怖い脳梗塞の発症リスクを低減するため、食生活の改善で脳梗塞を予防することをおすすめします。
普段の食生活から予防していくという手軽なものですが、意外と食生活の改善って大変ですよね。結論からいうと、最後は精神論になってしまいますが、何をどう改善していけばいいのか分からない方に順を追って食生活の改善ポイントをご案内していきます!

脳梗塞が原因の死者数

厚生労働省が発表している「平成27年人口動態統計の概況」によると、平成27年の1年間で111,973人もの方々が脳血管疾患により亡くなっています。これは、すべての死因のなかでも4番目に高い死因となっています。

脳血管疾患による死因の中でも特に高い死因に繋がっているのは以下の3つです。

  1. 脳梗塞:64,523人
  2. 脳内出血:32,113人
  3. くも膜下出血:12,476人

上記の数値からも分かるように、脳血管疾患で亡くなった方の57%が脳梗塞によるものなのです。

改善すべき食生活の具体例

食生活の改善といっても、具体的にどのように改善をしていけば分からないという方に、3つの改善ポイントをご案内します。
ご自身の食生活を思い返し、当てはまるものがないか確認してみてください!

改善1:コレステロールの多い食品

血中コレステロール及び中性脂肪の量が増えると、動脈硬化の原因となり脳梗塞のリスクも高まります。
卵、牛肉、バターなど、動物性脂肪やコレステロールの多い食品を過度に摂取していませんか?
必要以上に食べている方はできるだけ控えるようにしましょう!

改善2:塩分の多い食品

血中の塩分濃度が高くなると、高血圧に繋がります。
適切な治療をせずに高血圧を放置していると、脳の血管障害が進んで脳梗塞を発症することがあります。
そのため、塩分の過剰摂取は禁物です。
醤油、味噌、ソースなどの調味料を必要以上に使いすぎないことが大切です。
減塩系の調味料が多く流通していますので、こういったものを使用するのもおすすめです。

改善3:糖分の多い食品

肥満は生活習慣病を引き起こす要因とされており、脳梗塞のリスクも高まります。
お菓子、麺類などの糖分の多い食品は肥満につながりやすいので過度な摂取は避けましょう。
糖分の多く入った甘いものは、私もそうですがなかなか摂生するのが難しいですね。

まとめ

「コレステロール、塩分、糖分を控える!」といっても実際に行動に移し継続して食生活を改善していくことはとても大変です。
甘党の私にとってはとても耳が痛い内容です・・・。

改善すべきポイントを把握したら、あとは自分の欲望に打ち勝つのみ!
実はこれが一番重要かもしれませんね。笑

食生活の改善はなかなか簡単なものではありませんが、自分が脳梗塞で倒れた際に悲しむ人がいることを想像すればうまくいくかもしれませんね。
また、自分が好む味付けや食生活は、高い確率で子どもに引き継がれていくかと思います。
お子様がいらっしゃる方々は、将来のお子様のことも考えて食生活の改善にトライしてみてください!

食生活の改善といえば、アメリカで注目されているファイブ・ア・デイ運動というものがあります。
一日当たりの野菜と果物の摂取を理解し、食生活の改善に繋げる運動です。興味がある方は以下のブログをご覧ください。

ファイブ・ア・デイ運動:https://tagotoya.jp/blog/vege-fruit/2212/