かぶの栄養価と選び方・子どもが食べたくなる一工夫
かぶの基本情報
かぶはローマ時代から栽培されていたとされる歴史ある野菜の一つです。春の七草でも有名なかぶは「すずな」と呼ばれることもあります。かぶは日本書紀に記載があり、日本においても古くから定着していたと野菜といわれています。
たんぱくな味わいの野菜ですが、寒い時期に収穫されたされたかぶは甘味が強くなる傾向があります。
かぶは全国各地の気候や風土に合わせ、さまざまな品種が存在します。その数は80種類にも及ぶといわれています。赤かぶや芽かぶ、サラダかぶ、あやめ雪かぶなど、全国にさまざまなかぶが存在します。多くのかぶはご当地の漬け物として活躍する機会が多く、名産品として地域に根付き愛されることも多いです。
たくさんの種類が存在するかぶ。
その品種ごとの良さを活かし調理方法を変えるといった楽しみ方も、かぶの魅力の一つです。
分類 | 根:淡色野菜 葉:緑黄色野菜 |
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カロリー | 根:20kcal(100g) 葉:20kcal(100g) |
原産地 | 地中海沿岸(諸説あり) |
旬の時期 | 3月~5月、10~12月 |
主な栄養素 | ビタミンC、ビタミンB群、カリウム、アミラーゼ |
かぶの栄養と効果
白い球状の根の部分は大根に含まれる栄養素と似ています。
水分量が多く、ビタミンCやカリウムも比較的多く含まれており、消化酵素のアミラーゼも含まれています。
ご存知でない方も多いと思いますが、かぶの葉は緑黄色野菜に分類され、栄養価が高いです。βーカロテンやカルシム、食物繊維などが豊富に含まれています。
葉付きのかぶを購入する場合、葉を捨ててしまうのはもったいないです!
ぜひ、栄養価の高い葉の部分も調理して召し上がってください。
おいしいかぶの選び方
- 根の肩の部分が盛り上がっているもの。
- 色つやが良く、ふっくらと丸いもの。
- 葉がみずみずしく淡い緑色のもの。
かぶの保存方法
根と葉の部分を切り落とします。
根の部分はポリ袋に入れて野菜室で保存。
葉の部分は霧をふりかけてからポリ袋に入れ、野菜室で保存。あまり日持ちしませんので、葉の部分は早めに使い切りましょう。どうしてもという場合は葉を茹でてしまい、水分を絞ってからポリ袋に入れて冷凍保存してください。
かぶのおいしい食べ方
生食する場合
サラダなどに入れて生食する場合、下ごしらえすることで食感がUPします。
- 塩を適量ふりかける
- しんなりしてきたら水分をしっかりと絞る
- すると、シャキシャキ感UPのかぶに!
煮込む場合
大根と比べて火が通りやすいです。
煮崩れもしやすいため、煮込み過ぎないように注意が必要です。
子どもが食べたくなる一工夫
かぶを食べたがらない子どもは、かぶ特有の辛みを苦手とする子が多いようです。
そこで・・・・
野菜コーディネーター、渡辺の一工夫
「困ったときの野菜スティック!!」
不思議と子どもは野菜スティックにして提供すると喜んで食べる傾向が強いです。味噌をちょんちょんと付けて食べることが新鮮で楽しいのかもしれないです。その場合、サラダかぶなどの甘みが強い品種を使えば、辛みも目立たないのでおすすめです!味噌にマヨネーズを加えると、かぶの辛みをさらに感じづらくすることができます。
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