健康になるための食生活!1日に必要な野菜の摂取量

野菜を毎日どれくらい食べればいいのかご存知でしょうか?厚生労働省が策定し公開しているデータでは、成人は野菜を1日350g(そのうち緑黄色野菜は120g)食べることを推奨しています。ちなみに果物は150g食べることを推奨しています。野菜の平均摂取量のデータからみえる健康との関連性をご紹介します。

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実はこんなに野菜が足りていなかった!世代別でみる野菜の摂取量

厚生労働省が15,000人の一般家庭を対象に行った世代別調査によると、60代の人が平均して1日320.3gの野菜を食べており、世代別にみると最も野菜を摂取している世代となっています。しかし、厚生労働省が推奨している350gには達していません。
なお、20代の1日あたりの野菜摂取量は232.6g、30代は248.8gという結果。実はカロリー消費量の多いこの世代は400g(緑黄色野菜は140g)の野菜摂取が望ましいとされており、かなり野菜が不足していることになります。

若い世代を中心に進む、食の欧米化

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食の欧米化が進んで若い世代で脂質の摂り過ぎが指摘されています。その結果、カロリー過多となり、さまざまな生活習慣病の予備軍を増やす要因となっています。カロリー過多により、消費されなかったエネルギーが脂肪として体内に蓄積され、肥満へと繋がります。エネルギーの代謝には三大栄養素を補うビタミンやミネラルの摂取が不可欠ですが、若い世代は野菜不足により、このビタミンやミネラルが不足しているといわれています。

さて、野菜の摂取量を都道府県別にみた場合はどうでしょう。
20歳以上を対象とした男女別の結果は以下の通りです。

野菜の摂取量:都道府県別TOP3

全国平均

  • 男性:297.0g
  • 女性:280.2g
男性 女性
1位
長野県:379.4g
長野県:364.8g
2位
島根県:358.3g
島根県:323.4g
3位
新潟県:333.1g
東京都:312.1g

※「平成24年国民健康・栄養調査報告」より

長野県の1日の野菜の摂取量が最も多い結果となっています。男女ともに厚生労働省が推奨する1日あたりの野菜摂取量を越えています。

なぜ、長野県での野菜摂取量が高いの?

なぜ、長野県民は野菜を多く食べるのでしょうか。古くからの食文化など、いろんな要因があると思いますが、私は長野で獲れる野菜自体にその理由が隠されていると考えています。
長野県の農地の約80%が標高500m以上に存在し、高地がもたらす昼夜の寒暖差がうま味と甘みを凝縮させる土壌となっています。また、北アルプス、中央アルプス、南アルプスなどの標高が高い山々の雪解け水からなるミネラル豊富な水源で育った野菜は栄養満点。
野菜がおいしければ摂取量も比例して増えるのは当然ですよね。

野菜の摂取量だけじゃない!平均寿命が長い長寿県

長野県は平均寿命も日本一の都道府県です。
平均寿命が長い都道府県3県と全国平均の結果は以下の通りです。

平均寿命:都道府県別TOP3

全国平均

  • 男性:79.59歳
  • 女性:86.35歳
男性 女性
1位
長野県:80.88歳
長野県:87.18歳
2位
滋賀県:80.58歳
島根県:87.07歳
3位
福井県:80.47歳
沖縄県:87.02歳

※「平成22年都道府県別生命表の概況 」より

平均寿命の最も高い都道府県と最も低い都道府県との差は、男性が3.60年、女性が1.84年となっています。
野菜をたくさん食べるのは健康な体作りにおいて重要なことですが、長野県の歴史や食文化をたどっていくと長寿のヒントがありました。

健康への意識が長野を変えた!長野県が長寿県となった理由

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野菜をたくさん食べることで健康な体作りのベースができていたことに加え、健康への意識改革が大きく寿命に影響したといわれています。
雪国ならではの特徴ともいえますが、冬場の保存食として漬物などを多く食べることから、実は長野は塩分摂取量が多い県なのです。
塩分摂取量が多いことで脳卒中リスクが高まり、1960年前後の死亡要因の大部分が脳卒中でした。
このままではまずいということで、塩分摂取量を減らす減塩運動を県が施策し力を入れました。塩分過剰摂取による健康被害の情報公開、減塩指導などに力を入れ、長い年月をかけて県民の意識改革を進めてきたことが長寿県となった大きな要因といわれています。

まとめ

食生活と健康はとても密接な関係にあるのですね。
病気は遺伝的な要素がある一面、親から子へ引き継がれる食生活の影響もあるといわれています。
長年慣れ浸しんだ食生活を急に変化させても長続きしないと思います。
田毎屋は農家直送で新鮮な野菜をお客様へお届けするだけでなく、農家を選ぶところから始められます。鮮度だけでなく、農家の方針や栽培方法などもご覧いただき、自分だけのマイ農家を見つけてみてください。
食の安全が見直されている今だからこそ、とことんこだわって野菜を選んでみてはいかがでしょうか。きっと毎日の食卓がより一層楽しくなると思います。