レタスの栄養価と選び方・子どもが食べたくなる一工夫

レタスの基本情報


レタスは中国から日本に伝わり、奈良時代から食べられていたといわれています。
レタスの和名は「チシャ」といい、渡来当時はこの名称で親しまれていました。
当時は、現在広く流通している結球タイプの品種と異なり、下部の葉から掻きとって使う品種で「掻きチシャ」とも呼ばれていたそうです。

結球タイプの品種は明治時代から徐々に広まっていき、サラダには欠かせない野菜の一つとして親しまれるようになっていきます。

分類 淡色野菜
カロリー 12kcal(100g)
原産地 ヨーロッパ、アジア
旬の時期 4月~7月、11月~12月
主な栄養素 ビタミンC、ビタミンE、β-カロテン、カルシウム、カリウム

> ビタミンの種類と働きについてはこちら

レタスの栄養と効果

ビタミンC、E、食物繊維やミネラルが含まれたフレッシュな野菜ですが、淡色野菜に分類され栄養価はさほど高くありません。
また、レタスは全体の約95%前後が水分というのも一つの特徴となります。
しっかりとした食感で食べ応えがあるため、レタスから食物繊維などを摂取したい人は油で簡単に炒めることでカサを減らしてたくさん食べやすくなります。

おいしいレタスの選び方

  • 葉にツヤとハリがあるもの。
  • 葉は詰まり過ぎず、緩やかに丸みを帯びているもの。
  • 芯が小さく、切り口が白いもの。

レタスの保存方法

レタスの保存に乾燥は大敵です。
カットした場合は湿らせたキッチンペーパーをかぶせてからラップをし、冷蔵庫で保管。
あまり日持ちしませんので、購入後は早めに使い切りましょう。

レタスのおいしい食べ方

サラダはもちろんのこと、スープや炒め物などにも活躍するレタス。
あまり日持ちしないため、おいしくいただくには鮮度が重要となってきます。
もしも、レタスがしなびてしまった場合は50℃洗いを行い食感を取り戻すといいでしょう。

50℃洗いの方法は過去のブログで紹介していますので気になる方は以下の記事をご覧ください。
実践!話題の「50℃洗い」https://tagotoya.jp/blog/vege-fruit/4196/

子どもが食べたくなる一工夫

レタスを食べたがらない子どもは、レタス特有の口に残る感じを苦手とする子が多いようです。

そこで・・・・

野菜コーディネーター、渡辺の一工夫
「相性抜群の塩昆布と共におやつ感覚で!!」
シャキシャキの食感を最大限活かし、ボリボリとおやつ感覚で食べられる料理は子どもも大喜び。ポリ袋にレタスと塩昆布、ごま油を適量入れて混ぜるだけ!シャキシャキの状態だと細かくかみ砕けるから、口に残りずらく小さいお子様にもおすすめです。

図鑑イメージ

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