夏野菜の特徴と栄養価|夏バテ解消に食べたいおすすめ野菜TOP5
暖かく心地よい春を経て、徐々に強くなる日差しとともに心も体も活発になっていく夏。
そして、市場に出回る野菜も夏をピークにどんどん増加していきます。
春夏秋冬、それぞれの季節にしか食べられない旬の野菜が存在します。
その特徴は季節によって様々。
夏野菜にはどういった特徴があるのでしょうか?
そこで今回は夏野菜の特徴や栄養価などをご紹介していきます。
猛暑で夏バテ気味の人に食べていただきたいおすすめ野菜もご紹介していきます!
夏野菜の特徴
みなさん、夏野菜に対してどんなイメージを持たれていますか?
たくさん種類があるため一概にその特徴を表すことは難しいですが、みずみずしく彩りが豊かな野菜をイメージされる人が多いのでは?
真夏の強い日を浴びて育った野菜は栄養価が高い品種も多いです。
夏野菜すべてを解説&紹介していくのは難しいため、勝手ながら夏を代表する野菜をランキング形式でご紹介していきたいと思います!
第1位:トマト
夏といえばやっぱりトマト。
夏バテ気味で食欲がない日でも、みずみずしくスッキリとした味わいのトマトなら食べられるという人も多いはず。緑黄色野菜は一日当たり120g程度の摂取が推奨されていますが、トマトだったら割と簡単に120gを摂取することが可能です。そういった意味でも、夏に食べていただきたい野菜No,1はトマトとさせていただきました!
意外と120gもの野菜を食欲がない日に食べるのは辛いですからね。。。
そして何といってもトマトのすごいところといえば、そのままダイレクトに食べてもおいしくいただけるという点です。塩や味噌、マヨネーズやドレッシングなどをかけて食べる野菜が多い一方、トマトに関してはそのまま食べてもとにかくおいしい!
トマトの栄養
トマトに含まれる代表的な栄養素といえばリコピン。リコピンは単なる色素成分とみなされていましたが、近年の研究で非常に高い抗酸化作用があることが判明。驚くことにその作用はビタミンEの100倍以上ともいわれています。そのため、生活習慣病の予防や老化などの原因の活性酸素を除去する作用があり、健康面ならずアンチエイジングにも効果的といわれています。
また、ガンの予防にも効果があるといわれており、健康面からみてとても優秀な野菜の一つです。
リコピン以外にもβ-カロテンやビタミンCも十分に摂取でき、相乗効果でより高い抗酸化作用を引き出します。
トマトの情報を発信している過去ブログもよかったらご覧ください。
トマトの栄養価と選び方・子どもが食べたくなる一工夫
第2位:とうもろこし
おいしい野菜といえば、とうもろこし!
この味わいは野菜と表現していいものだろうかと思ってしまうほど。
野菜嫌いのお子さんも多いと思いますが、とうもろこしを嫌いという子どもをほとんど聞いたことがないのは私だけではないはずです。
ハウス栽培などが盛んなトマトなどとは違い、主に夏の時期にしか市場で見る機会が少ないとうもろこし。一年を通して限られた期間しか食べられないというのが、何とも儚く夏の風物詩として相応しい野菜といえるのでは!?
とうもろこしの栄養
栄養面を見てみると、高カロリーで糖質やたんぱく質が主成分になります。
ビタミンB1,B2,Eなどの栄養素も豊富に含まれています。
食物繊維はさつまいもの約4倍もあり、便秘改善や腸内環境の改善に効果的といわれています。また、妊娠中の人に特に必要な栄養素である葉酸も豊富に含まれています。
とうもろこしの栄養素を無駄なく摂取したいという人は必見!
実の根元部分の胚芽には数多くの栄養素が豊富に含まれています。
包丁やナイフなどでこの胚芽部分まで切り落として食べることで、とうもろこしに含まれる栄養素を無駄なく摂取することできますので試してみてください!
とうもろこしの豆知識
とうもろこしは収穫すると味が驚くほど速く落ちていく野菜として有名です。
採れたて新鮮なとうもろこしは甘さも食感も最高です。畑で採れたとうもろこしをすぐに食べたことがある人はその抜群な味わいをご存知かと思いますが、なかなかスーパーなどで販売しているとうもろこしは採れたて新鮮といえるものは少ないでしょう。
そこで、採れたて新鮮なとうもろこしを食べたい人におすすめなのが農家直送で購入する方法です。収穫したとうもろこしを早ければ翌日にはご自宅に届けることが可能だからです。
農家直送の野菜通販サイトの田毎屋でも、夏限定でとうもろこし(スイートコーン)を取り扱いしていますので興味がある方はぜひ以下のページをご覧ください。
甘さ際立つ極上とうもろこし(スイートコーン)
第3位:きゅうり
なんと成分の約95%が水分のきゅうり。
暑い日が続いて食欲がでないそんな日でも、味噌さえあればどんどん食べれてしまうという人も多いのでは!?
夏野菜の代表格ともいえるきゅうりですが、水分量が多い点からも夏バテ気味で水分補給が必要な際にはもってこいの野菜といえます。
きゅうりの栄養
β-カロテン、ビタミンC、カリウムなども含んでいます。カリウムには利尿作用を促す効果があり、むくみや倦怠感の解消にも効果があるといわれています。
アスコルビナーゼというビタミンCを酸化させる酵素を含んでいますが、酢がこの働きを抑えてくれます。酢の物としてよく調理されるきゅうりですが、酢と和えて食べる方法は理にかなった食べ方といえるでしょう。
きゅうりの情報を発信している過去ブログもよかったらご覧ください。
きゅうりの栄養価と選び方・子どもの野菜嫌い克服術
第4位ズッキーニ
ズッキーニは日本に80年代から輸入が始まり栽培されるようになりました。
きゅうりのような見た目ですが、実はかぼちゃの仲間。
昔はあまり認知度が高くない野菜でしたが、イタリア料理のブームとともに認知度が高まり現在に至ります。
国内での生産量は長野県がトップ。生産量は長野県だけで30%以上のシェアを占めています。
一昔前まではスーパーなどであまり見かける機会がなかったズッキーニですが、年々人気が高まり目にする機会も増えてきているはずです。
ズッキーニの栄養
カロテンやビタミンCを多く含んでいるため、風邪の予防や美肌効果に適した野菜といわれています。糖質も低く低カロリーな野菜のため、女性からの人気が高いです。
見た目はきゅうりだけどかぼちゃの仲間といいましたが、栄養価的にはきゅうりに近いといえます。
まだまだ夏野菜の定番といえるまでには至っていない印象ですが、ここ数年で飛躍的に認知度が高まってきたため、その勢いをかってランキング入りさせていただきました!
ズッキーニの情報を発信している過去ブログもよかったらご覧ください。
ズッキーニの栄養価と選び方・子どもの野菜嫌い克服術
第5位:枝豆
大豆が熟す前に枝ごと収穫したものが枝豆です。
畑の肉といわれることもある大豆と同じく、枝豆もとても栄養価が高いです。良質なたんぱく質と脂質をはじめ、β-カロテン、ビタミン群、葉酸などを含む栄養価の高い野菜です。
また、夏のビールのおつまみといえば枝豆を連想する人も多いはず。
ビタミンB1やメチオニンも含まれているため、アルコールの分解を促して新陳代謝を活発にする効果があります。お酒のおつまみとして親しまれているのには、しっかりとした理由があったんですね!
また、葉酸も多く含まれているため、妊娠中の方に食べていただきたい野菜の一つです。
枝豆の情報を発信している過去ブログもよかったらご覧ください。
枝豆の栄養価と選び方・子どもの野菜嫌い克服術
まとめ
いかがでしょうか?
独断と偏見で勝手ながら夏野菜を順位付けしてみましたが、あの野菜が入っていない!この野菜の順位がおかしい!などのご意見があればドシドシお問い合わせください。次回の夏野菜おすすめランキングの発表時にぜひとも参考にさせていただきます。
それではみなさん、暑い夏を乗り切るためにもしっかりと野菜を食べましょう!