にんにくの栄養価と選び方・子どもの野菜嫌い克服術
にんにくの基本情報
にんにくは中央アジア原産。
歴史は古く、疲労回復・強壮効果をもつことから薬として用いられることもありました。国内外で魔除けとして使われることも多く、昔からただならぬ作用があると悟っている人が多かったのかもしれませんね!
日本では、戦後になってから香辛料として使用されるケースが盛んになったといわれています。加熱することでより一層香りが際立ち、食欲をそそる香味野菜として右に出るものがいないといわれるほどの地位を築き上げた存在です。
分類 | 香味野菜 |
---|---|
カロリー | 136kcal(100g) |
原産地 | 中央アジア |
旬の時期 | 6月~7月 |
主な栄養素 | ビタミンB1、ビタミンB2、アリシン、カリウム |
にんにくの栄養と効果
一番注目したいのが硫化アリルの一種であるアリシン。
独特な香りもこのアリシンが影響しており、ビタミンB1と結合することで吸収率を高めて疲労回復や強壮効果を向上させるといわれています。
その他にも強い殺菌作用やがん予防、血栓予防効果があるといわれています。多くの方が抱いているイメージ通り、にんにくには数多くの作用が存在するんですね!ただし、食べ過ぎてしまうと消化器官に悪影響を及ぼすこともあり得ますのでご注意ください。
おいしいにんにくの選び方
- 皮が白く、綺麗なもの。
- 固くて重みのあるもの。
- 粒が大きいもの。
にんにくの保存方法
風通しが良く、日の当たらない場所で保存してください。
湿気に弱いため、湿度管理にも注意して保存してください。
にんにくのおいしい食べ方
ガツンとにんにくをダイレクトに味わいたい人には、何といっても醤油漬けがおすすめです。少し、、、。いや、だいぶクセを感じるものの、これがいい意味でクセになる人も多いはず!
逆に隠し味として使用するケースの方が多いかもしれませんね。
言うまでもありませんが、食欲をそそるその香りと味わいは唯一無二の存在といっても過言ではありません。隠し味程度の量で食すことにより、にんにくのクセも丁度良く感じる人も多いのではないでしょうか!?
子どもの野菜嫌い克服術
にんにく嫌いな子どもは、独特なを味わいを苦手とする子が多いようです。
そこで・・・・
野菜コーディネーター、渡辺の一工夫
「アレンジ調理法でクセを抑える!!」
炒め物などの隠し味として使用する分には抵抗なく食べられるケースが多いと思います。ただし、それではあまりにも分かり切った回答となってしまうため、にんにくをダイレクトに食べる際の一工夫を紹介させていただきます!
まず一つ目は油で揚げる調理法。
揚げることにより甘味が増して食感も抑えられ、食べやすくなります。この状態でもクセはあるので、マーガリンやバターを添えることでより一層食べやすくなります!
二つ目は梅漬け。
梅肉と和えることでにんにくの香りや味わいが抑えられ、食べやすくなります。梅は梅で独特な個性をもっているため、その個性がにんにくのクセを和らげてくれます!
知って得する野菜の大図鑑シリーズ
もっといろんな野菜の情報を知りたいという方へ!
上記バナーをクリックし、各野菜のページをご覧ください。
野菜の栄養価や選び方、保存方法、おいしい食べ方などの基本情報をご紹介しています。