平成に流行った野菜|気になるその結果は?
2019年に入り、平成も残すとこわずかとなりました。
平成という元号に十人十色の思い出が詰まっていることと思います。
平成が名残惜しい今日この頃、タキイ種苗さんがとても面白いアンケート調査を実施されましたので紹介していきたいと思います。
気になるアンケート内容はというと、、、
平成を振り返り、「流行った野菜は?」などといった野菜に関するアンケートを実施されたのです。
まずは、タキイ種苗さんが実施された以下のアンケート結果をご覧ください。
平成に流行った野菜は?
タキイ種苗株式会社「2018年 平成最後の野菜の総括」より
平成を振り返って
■平成に流行った野菜トップ3は、「パクチー(コリアンダー)」、「アボカド」、「フルーツトマト」!
平成に「流行った野菜」、「代表する野菜」、「定着した野菜」の全てのランキングで、トップ3は「パクチー(コリアンダー)」、「アボカド」、「フルーツトマト」となりました。これらは、平成を代表する「野菜の顔」といえそうです。■平成を通して野菜の存在が大きくなってきた!?
平成30年間を振り返っての野菜に対する意識変化を聞いたところ、「野菜を買う手段が増えた」(58.1%)、「野菜を売りにしたレストランが増えた」(58.1%)、「野菜を選ぶとき、含まれる栄養素を意識するようになった」(46.1%)といった傾向があり、生活の中での野菜の存在感が大きくなってきている様子がうかがえます。2018年 野菜の総括
■「野菜の高騰」実感が約8割。特に葉物野菜の「値上がり感」が目立つ
気候、災害の影響が大きかった2018年は、「例年に比べて野菜の値段が高かった」と思う人は77.7%で、昨年より12.2pt上昇しました。また、「例年に比べて高いと感じた野菜」は1位「キャベツ」(39.0%)、2位「白菜」(33.5%)、3位「レタス」(31.9%)と、特に葉物野菜に対する値上がり感が大きかったようです。■「キャベツ」は「例年より高いと感じた野菜」1位にもかかわらず、2018年「よく食べた野菜」、「高くても買う野菜」1位!
「例年に比べて高いと感じた野菜」で1位であったにもかかわらず、「今年食べる機会が多かった野菜」でも、2015年から3年連続で1位だった「たまねぎ」を抜き、「キャベツ」が1位に。また、「値段が高くても買う野菜」でも1位にランクインし、「キャベツ」は値段の高騰を受けつつも、多くの人が購入していた野菜でした。
平成野菜BIG3
なんとなんと、平成に「流行った野菜」、「代表する野菜」、「定着した野菜」のランキングTOP3はすべて同じ野菜という結果になっています。
なるほど~、と納得する方が多いアンケート結果ではないでしょうか。
野菜の購入手段
平成を振り返り、野菜の購入手段が増えたと感じる方が増加している点にも着目したいと思います。
たしかに、農家直販や野菜の宅配サイトなどが増加している現状を考えると納得の結果です。
こだわりをもって野菜選びをされる方が増えてきているため、ニーズに合わせた野菜の購入手段が増えてきているのではないでしょうか。
特に成長を遂げているであろう宅配系の業種について、過去のブログで詳しく紹介をしていますので興味がある方はぜひご覧ください。
日本の生活に馴染んだ愛されている野菜
「価格高騰」を実感した1位の野菜がキャベツという結果。
ただし、キャベツは「食べる機会が多かった野菜」としても3年連続で1位に輝いています。
流行りや新たに定着したといった観点ではなく、キャベツは日本人に長きにわたり愛されている野菜だということがこのアンケートで分かります。
揚げ物、炒め物、サラダなどなど、たしかにどんな料理にも自然と馴染むキャベツの存在は恐るべし。
まとめ
振り返れば振り返るほど、平成の時代が終わる寂しさが押し寄せてくるのは私だけでしょうか。
たかが野菜。
されど野菜。
きっと次の元号である令和でも、私たちにたくさんの思い出を野菜はつくってくれるでしょう!
タキイ種苗さん、すばらしいアンケート調査ありがとうございました!!